新宿の以前の街のイメージを維持しているような店がこの「かんちゃん」。最近近代化する居酒屋の中では、何かホットする印象を受ける店である。隣接するように並ぶ小さなテーブルで相席で宴会。それが当たり前のような店である。
以前より気になっていたが、「焼き鳥5本420円」につられ入店。幅のあるカウンター席に案内される。奥の方の料理を出す横なので、落ちつかないが、すべての料理がここを通るので確認できた。「焼き鳥」を頼むと。申し訳なさそうな顔で「焼き鳥ではない?」という。メニューには焼き鳥になっているが、豚の内臓系の焼き串だという。聞けば普通の部位。お願いする。
焼き場が見えるが、当然ガス焼き。でも丁寧に焼いている。お通し「イカげそのわた煮」が少量出される。メニューを見れば「お通し310円の表示」。当然とられるのだろうが、これが310円は無いだろう。くどいが、もうこの手の商売は居酒屋は辞めるべきである。
ビールは大瓶が580円。まずまずの価格である。サッポロだからドライ好きには良い(私はキリン一番搾り派)。焼き鳥はなかなか良い。420円であれば十分なものである。なにも聞かれないが、タレで提供される。おそらく①レバー②タン③しろ④かしら⑤軟骨であろうと思われる。
のんびり呑んでいると「酒330円(小)」に心がつられ、ぬる燗を注文。常温程度のぬる燗?が提供された。
酒蔵かんちゃん 西口2号店
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