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野毛 手形ラリー24 大門




非常に庶民的名居酒屋。それが似合う店である。カウンターに上がり框の店は非常にシンプル。昭和の感じも漂う。奥では年配の女性(母)が調理を担当し、カウンターでは男性(息子)がサービスを担当する。カウンターに座れば店全体が掌握できる。そのような規模の店である。





案内では「数種類の飲み物から1杯」となっていたが、ビール・日本酒(一合)・焼酎(サワー)の選択らしい。今日は寒いので燗をつけてもらう。奥を見ればお湯で暖めている模様。ありがたい。やはりお店はそうしてもらいたいものだ。最近は一升瓶がさかさまになっている店が多いが、いただけない。





小さなお銚子に入った酒が出される。おちょことは実に不釣り合い。でもこれがこの店の雰囲気なのかもしれない。つまみは「おいしいつまみ2品」となっている。お通しのような料理が出される。一皿に、小鰺のから揚げ・枝豆・厚焼き卵がのせられたもの。ちびちび飲むのには良い。



カウンターでは奥に壮年のご夫婦らしいお二人が、無なにやらもめ事をしながら呑んでいた。上がり框では、サラリーマン3人が、仕事の疲れを癒すように楽しい酒を飲んでいる。そんな気の置けない人々が集まってくる店なのだろう。そんな観察をしていると、むもう一品登場。



「鯨肉のフライ」である。薄めの肉を丁寧に揚げてある。ややジューシー感も残してある。おいしい。どちらかと言えばビールだが・・・。お腹も満たされ店を出た。




by tatuko00 | 2009-07-06 09:15 | 飲み屋 | Trackback | Comments(0)
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