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また上越。娘に案内され「寿司割烹・ふる川」という面白い店でランチ。






 上越に行くときには、12時頃に着くことが多い。そんな時最近上越がめっぽう詳しくなった娘の案内が頼り。私も事前にインターネット等で調べるようになった。どちらかと言うと私のリクエストでの訪問。娘も数回訪れているようであるが、料理が出てくるまで時間がかかるらしい。今日は時間にも余裕がある。







 さて雨の中(みぞれ)の訪問。期待を胸に扉を開ければ、本棚。客待ちスペースのような小さなスペース。白い上に4種程度のメニューを持つおばさんに捕まる。着席の前にオーダーがとられるらしい。そうは言っても、丼3種と刺身定食しかない。通常もそうらしい。座席は空いていたらしく、奥の上がりがまちに案内される。







 客席は全て上がりがまち。基本は居酒屋。グループ客を主体に考えているらしい。面白いのは店内、明星の表紙やら芸能人・映画のポスターが全ての壁に貼られている。こうなれば見事としかいえない。おそらくオーナーの趣味であろう。丁寧に維持されている。たぶん趣味の人には堪えられない物もあるのかもしれない。







 やはり時間がかかる。そういえば、客席は5席程度(1階、2階は宴会場らしい)。一席しか料理は出されていない。サラリーマンのような方が多いのは、やはり人気店であろう。20分程度で我々の料理も出された。娘曰く、今日は速いという。注文したのは「ちらし」と「刺身定食」。なかなかのボリュームである。









 ちらしは、①穴子②鮪③ハマチ④サーモン⑤白身魚などがふんだんに盛られた物。おいしそうである。寿司割烹と言われるだけあって当然酢飯。立派なちらし寿司である。これに「サラダ」「うどん」「茶碗蒸し」「あら汁」がつく。これがなんと600円。これはサラリーマンにも人気名はず。茶碗蒸しの量はやや寂しいが、全ておいしい。特に酢飯はなかなかのもの。さすが米所。





 圧巻なのはこの店一番人気の「刺身定食」。運ばれてきた定食を見て私は「とんかつ定食?」と思うほどの分量の①カツ。よく見れば「刺身もある」。そうそう刺身もあるという定食。それに加えて、②鮭(かま・はらみ)。③牛肉のしぐれ煮④刺身⑤茶碗蒸しの5品。これでも満腹感が得られるが、そうか忘れていた、⑥ご飯⑦豚汁(大)が付く。なんとこれも600円。








 刺身は4点盛り。①鮪②マダイ③ハマチ④たこ。他の料理が立派なので刺身が寂しく見えるが、鮮度も十分。東京あたりのランチでは十分な物であろう。鮭は甘塩、焼かれたばかり。実においしい。脂ものり絶品。茶碗蒸しも量が少ないが具材は豊富。海老・鶏肉も入っていた。







 これだけでもお酒が飲めそうなのは、牛肉の煮物。味は濃いがなかなか。メイン(ではない)のとんかつはすごい。厚みが15mm程度ある立派なロースカツ。揚げたて、肉も柔らかく上質。おいしい。やはりいつの間にかとんかつ定食に酔いしれていた。当然これだけで600円。これは試す価値がある。








by tatuko00 | 2012-12-13 07:24 | 和食 | Trackback | Comments(0)
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