五反田のガード下からややずれた小さなうどん店。数年前に開店したが、いつも賑わっている。今日は11時過ぎ、見れば列はできていない。外に券売機があるので購入すれば、歩道にいた人が列らしい。2名ほど待つ。すぐに、中から「どうぞ」の声。
ルール(要領)が解らないので、おとなしく促されるままに行動する。奥のカウンターに到着。券売機で購入した食券を置き待つ。どうやら食券の購入と内部が連動しており、それにより準備(うどんをゆで、揚げ物を準備する)が進むらしい。
カウンター内には男性が3名、手際よい動きをしている。見ているだけで気持ちがよい。おいしそうなうどんが次々にできあがり、食べた客が交代している。見れば、鶏天ぷらがのったうどんが人気である。多くの客が頼んでいた。追加でも100円程度ボリュームのある物がのっていた。
私は一見の店での定番、かけうどん290円を注文。それもこの時期に「冷」があったのでそれにしてみた。「冷並ぶっかけ」と言うのがこの店の名前らしい。お茶は店内の隅に置いてありセルフサービス。2分ほど待つと出された。シンプルなものおいしそうである
当然食べればおいしい。腰のあるふと目の麺が特徴なのかもしれない。太いがのどごし、かみごこちもよい。つゆが冷たい物のせいか、やや淡泊(出汁はあまり利いていない)。しかし、麺の良さが聞いている。この価格でこれだけの物を提供しているのはすばらしい。多くのファンがいるはずである。こんどは「とり天うどん」をたべてみよう。