少し遅い時間だったので昼食は済ましていた。しかし、今日の仕事場塩尻に向かうまでには、時間に余裕がある。まだ甲府でも行っていない場所があるので、武田神社と共に訪ねてみたい気持ちとなった。まずは駅前でちょい呑みできそうな場所を物色。このあたりでは有名な「小作」の支店を発見。聞けば営業中、お世話になることにした。
当然、この店の名物、ほうとうを食べる気にはならない。狙いは最近B級グルメで名前がよく出る「鳥もつ」。考えて見たら地元の物は食べた事がない。甲府(山梨)であればあるだろうと思い入店。店内を見上げれば、ポスターが出されていた。相席になった女性が前で、美味しそうな物を食べていた。
なんと、この女性。一人でほうとうとモツ煮を平らげていた。立派。どうも年と共に食べる量は少なくなってきている。今日は、ビールと合わせてみた。モツ煮は写真で見てもやや濃い色。強い味かなと考えていたら煮込まれて出された照り。それが魅力なのかもしれない。
意外と時間がかかる。20分弱で出された。結構な量、3・4人で食べても丁度良い感じの量。卵も入っている。レバーだけでもなく数種類の部位が入っているようである。座敷に、机を置かれたスタイル。駅近くの店はこのような佇まいらしい。
なにか宴会気分。腰を据えそうである。隣接の席では、永渕剛のコンサード(この日は夜をとうしたコンサートがあるらしい)行くという人が、昼から宴会をしていた。そういえば、駅からは臨時のバスなどが多く出されていた。
やや濃いめの醤油ベースの甘辛味。どうして鳥モツ煮はこのような味が合うのだろう。不思議ではあるが、十分やや苦みのあるレバーとあう。あわせてビールともよく合う。そんな理由が、蕎麦屋・ほうとう屋で出されるのかもしれない。