親子での経営であろうか,小さな店(カウンター8席+上がり框8席「荷物が置いてあり半分程度しか使えない」)である。大きな道をやや登り加減で歩くと,少し奥まったところに寿司屋がある。歩道に看板が置かれているので発見しやすい。店頭に「ランチメニュー」がでているので安心しして入れる。入ってみれば,壮年の男女が刺身を肴に飲んでいる。その横を可能な限り離れてカウンターに座る。
一昔の寿司屋の雰囲気。ビニールレザーの回転椅子である。注文をすればカウンターの台を拭く。期待通り,カウンターに直接サービスしてくれる。赤身2貫を皮切りに,次々と出されていく。特に際だったネタはないが,しゃりの大きさもほどよい。酢の具合も良い。丁寧に作ってくれるのがうれしい。残念なのは,全体的な質。この立地で900円なのだからもう少し企業努力してほしい。
特記すべきはトイレ。小さなビルの一角に入っているのだが,外にある。建物をぐるっと回ったところに「公衆トイレ」のような建物がありそこに案内される。これはユニーク。
ランチ例)①バラちらし700円②にぎ900り③鉄火丼800円④あなご丼1000円
ランチ「にぎり」)①②赤身③ボイルエビ④ヒラメ⑤アジ⑥いくら「軍艦」⑦玉子⑧巻物(4)+香の物