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宇都宮オリオン通り,二荒山神社寄りに「功」と言う寿司屋がある


 見ただけでは,どうしても入ってみようとは思えない佇まいをしている。悪く言えば,朽ちかけた木造建築に古い暖簾が下げられているといった感じである。その上,メニューは板に手書きで書かれた紙が画鋲で留めてある(風化してボロボロになりつつある)ものが,掲げられている。通常は(寿司屋として)食欲をそそる条件は無い。
 しかし,宇都宮の寿司屋も市街地は行きつけ,入る店が無くなってきた。今日は以前から意識はしていた老舗?に入ってみることにした。以前は裏路地(このあたり小路が発達し,飲み屋がまだひしめき合ってい場所がある)で,常連客を相手に営業していたのであろうが,区画整理で表舞台に出てきたような雰囲気のある建物である。
 中に入って聞いてみれば,定かではないが50年以上はたっているという。入るとすぐにカウンター,その奥に上がり框(とはいっても現在雑然とした物置になっている),椅子席が3つ(こちらも同様)ある。どうも整理整頓も出来ていないようである。雑誌や新聞などが雑然と積み上げられている様は,倉庫で営業しているような感じである。
 面白いのはカウンター,ネタケースが岩で作られたカウンターに載せられている。加えてカウンターと調理場の間に溝があり,水が流れるようになっている(以前はせせらぎの雰囲気を出していたのであろうが,現在は苔防止程度の流し水しかでていない。中年のご夫妻が営んでいるようである。店とは裏腹に,テキパキとした動きで対応する。客が少ないのであろう,すべてのネタが少しだけ有り。ラップでそれぞれがしっかり巻かれている。それらをはずす作業が大変なようであった。
ランチ例)特に設定はない
①竹にぎり1000円②上にぎり1500円③特上にぎり2000円など
ランチ「竹寿司」)①②赤身③イカ(海苔はさみ)④ヒラメ⑤ハマチ⑥ホイルエビ⑦玉子⑧干瓢巻き(中4)


by tatuko00 | 2008-07-17 04:42 | ランチ | Trackback | Comments(0)
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