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新宿の隠れた名店「うなぎ小林」





以前から気になっていた新宿のうなぎ屋。角に立地しているが、間口は狭い。どう見ても20坪弱の店舗と思われる。土曜日・日曜日でもランチの看板を見たことがある。本日確認すればある。「うな丼1575円」。初入店となる。





 やはり、あたり。歴史を感じる店構え。小さなスペースに客席がしっかりとおさまっている。これは長年の工夫によるものしかない。トイレに行きたかったので聞けば、うなぎの寝床。60cm程度の幅のコの字型の通路を経て到着。従業員の動線ともクロスしている。厨房の裏側にあたる。





 当然注文はうな丼。これは事前にある程度準備されているうなぎを使うらしい。そのほかのグランドメニューは注文を受けてから仕込んでいた。したがって本来のうなぎやの鉄則通りかなり待たされるようである。最後に入った私のうな丼が一番に出された。





 ドンブリといっても和風の器に入れられている。1.5尾であるが、ランチとしては十分なもの。一口食べてみれば、たれが絶妙。あまからず・辛からず。これはランチでもグランドメニューも同じだから良質な店のような気がする。店内には国内産しか使用しないというお触れ書きも出されている。



 ご飯の具合も良いのが私好み。炊き方だろうが実に酔い加減。やや硬め。うなぎ(丼もの)はこうでなければならない。たれが米粒の表面だけにまつわりついている。当然、炊きたてのようである。しばらく食して、山椒をかけてみたが、これもおいしいもの。うなぎを引き立てていた。





 肝吸いは別物のようである。お吸い物はランチでもつく。好きな人は210円を奮発すればつけられるらしい。私はおいしいお茶があれば十分。なくなれば、程よいタイミングでついでくれる。ありがたいことである。非常に満足したうなぎ屋さんでした。











by tatuko00 | 2010-12-14 23:11 | うなぎ | Trackback | Comments(0)
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