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今日は白岡(埼玉県)の住宅(郊外)地にある蕎麦屋へ。「せき家」






ここはたぶんカーナビがないと行き着けないだろう。新白岡に広がるニュータウンの外れにある。目標物は天満神社。その地なりに、自由宅を改造したような店がある。道路側に幟が立っているので、営業していれば解る。聞けば、建設業の傍ら蕎麦打ちをして予約のみの営業をしていたがこの5年ほど前から、蕎麦を本業にしているらしい。







玄関のような場所で靴を抜き、入る。掘りごたつのような席と、座卓のようなテーブルが入口側にある。奥にテーブル席2席。先客が2名居たので奥のテーブル席に座らせてもらう(店主らしい人がテレビを見ていた席)。ダイニングテーブルのような席。なにか普通の家に居るみたい。メニューは非常にシンプル。「そば」と「うどん」。それに天麩羅をつけるかどうからしい。






うどん400円、蕎麦500円。天麩羅(野菜)が250円。大盛り+250円。一度で解るメニュー。確認すれば、蕎麦は手打ちで自家製。うどんは製麺所から取り寄せているらしい。当蕎麦を選択。①もりそば②天麩羅蕎麦大盛りを頼む。しばらく待つ。その間に蕎麦を揚げた物が出される。ばりばりしたそれを食べながら待つ。厨房が同レベルで近くにあるので、進捗状況が解る。




出された蕎麦はまさしく手打ち・自家製といえるもの。太さはばらばら、長さも不揃いである。いかか蕎麦の雰囲気。ゆで方が悪いのが、蕎麦が素本くっついたままの物が多い。当然堅い。全体的に堅い。喉腰と言うよりは、噛む蕎麦のようである。普通でも十分な量。大盛りは十分すぎる量。それくらいお腹に答える蕎麦である。






特徴は「天麩羅」。季節の物を出すらしい。春は会津方面まで、積みに行くという。今日は「アブラナ」と言っていたが緑の山菜が加わっていた。①アブラナ(山菜)②開き揚げ③カボチャ④生姜のラインナップ。揚げ具合が非常に良い。美味しい。こだわっている所以も解る。1つしか天麩羅を頼まなかったので、それぞれを2つに切ってくれていたのは心遣いであろう。



香の物もつく。堅い梅干しのような物が印象的だった。山葵は、袋に入った物がとんと置かれる。ややそばつゆが少ないのが残念であった。正直言えば私好み(食べやすく、喉越しの良い物)ではないが、ご主人のこだわりの解る蕎麦屋でした。


by tatuko00 | 2011-05-29 09:31 | そば | Trackback | Comments(0)
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