最近、インターネットで店を調べることが多い。家の近くの店は行き尽くしたので、時々足を伸ばすことがある。今日は妻が寿司を食べたいという。そうなると寿司屋でおいしそうな店を検索。多くの先人が体験した、記事を参考にしてみる。
今日は、岩槻方面に用事もある探せば2店ほど、興味がわいた。1軒目「しゃり終了で終わり12時40分」、2軒目「臨時休業」。あきらめて市街地で探そうと車を戻すと「平野寿司」の看板。駐車場も完備している。構えも良い。
トライしてみることにする。店頭には、ランチのディスプレイもされている。そこそこのラインナップ。暖簾をくぐる。入り口に上がりがまちがあり、団体客が入っていた。厨房に隣接するように奥に大きなカウンターがある。そこにすわる。
職人の一言「時間かかるよ。この注文が終わってから・・」と切り出す。通常だと席を立つが急ぐ旅ではない。そんなに待つはずはないと鷹をくくり、落ち着く。見ると細長い皿に、どんどん寿司をのせている。聞けば、「ジャンボ握り(13貫)」らしい。
当然私は、①ジャンボにぎり1365円、妻は②漬け丼(上)880円を注文。寿司屋としては安い。当然ランチのサービスであろうが。職人を見ていると、丁度団体客の調理が終了する所。一気に作り出したのであろう。10品ほどが運ばれていった。こんな大きな構え、これを事実上サービスの女性と2人でしているのだからすごい。
10分ほどで、我々の調理に入る。職人は年季が入っており手際はすこぶる良い。妻の漬けを漬けながら、私の握り13貫握りを開始する。どうも数には自信が無いらしい。時々数を確認しながら進める仕草(指で押さえながら数える)が何か不思議。
きちんと行列した「ジャンボ寿司」登場。カウンターでトレーも準備されているが、皿は先ほどの様な長い皿。渡されたのでトレーにまたがすようにのせる。ネタも厚い。握りも大きい。なかなのボリューム。当然おいしそうである。
うれしいのは、ワサビの量が私好み、ネタをーとうまくあっていた。それと大好物の「コハダ」入っている。おいしそうなホタテ(通常はひものようだが、私のだけホタテをサービスしてくれた)は、好物の妻に進呈。おいしそうに食べていた。当然、すべてのネタの鮮度は良い。
妻の「漬け丼(上)」も正解。中トロをふんだんにのせた丼はおいしそう。いや「非常似おいしい」と満足していた。ワケギもたっぷりかけられていた。沢庵も付いていた。ちっとも待たず、気持ちの良い店となった。終わろうと思っていると、板さんが「頭焼いているから・・」という。エビの頭を焼いていたようだ。妻と脳みそを分け合う。おいしい。
最後にコーヒーまで付く。十分な昼食となりました。これから60人の宴会があるということで、準備をしながら、進めるらしい。社長と呼ばれていた壮年の職人と2人。これでまかなうらしい。大変なパワーである。