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このところ中華街を案内する機会が多い。香港路「壹路發」でランチを堪能。





 ランチは6種出されていた。ニイハオ・福楼(台南小路)と同系の店。同じように、麺0Rご飯。本日は「ルーロー」になっていた。しかし目指すは定食。4種の定食を吟味し、食べた事のないメニューを発見。「葱と牛肉の細切り炒め」を頼む。





 やはり店内は「頂好」のまま。雰囲気を台湾料理屋風に変化している。定番の小さな円テーブルも準備されている。店内はやや暗い(ニイハオ・福楼・口福がこの雰囲気)が何か落ち着く。水はセルフでも準備されているが提供される。熱いお茶を頼んでいた客にも出して居たので可能なのかもしれない。





 すぐに、玉子スープ・ザーサイが出される。面白いのはザーサイが大きなお猪口のサイズで出される。何か面白い。スープは薄味、味は台南小路のままである。壁には、さまざまな写真が貼られている。鮮明に写されているで解りやすい。同様の物は店頭にも出されている。





 定食630円は、点心(壹路發は3種)が選択できる。①焼き餃子②水餃子③焼売の選択。蒸し物はないようだ。点心なし500円の設定は無いようだ。「焼き餃子」を頼む。出された物はやはり大降りの焼き餃子。たれがかけられているのも同様(ニイハオ・福楼)である。





 程なく料理も登場。この時点でスープは飲み干しておくが、器は下げていくが「おかわりどうですか」のコールはない。料理の登場の際には4種となっていた。ライスは小降りの器、料理は一層小さな皿に盛られている。量は悪くないが何か寂しい(小さい)ような気がする。





 食べれば絶品。おいしい。豚肉の葱肉炒めはよく食べる(家でも作る)が、牛肉は初体験。これは絶対に有りである。おいしい。味付けもやや甘め(おそらく葱から出た甘味)に仕上げられているので食べやすい。オイスターソースで整えられていた。ご飯の上にのせて食べる。





 テーブルには「箸」「調味料」「手ふき」「スプーン」が準備されているが、料理にも添えられている。このあたりは新店舗、サービスにも徹っしている。ご飯もおかわりするが、1杯目よりも多い。料理へのチャレンジを再開する。








 葱と牛肉だけでこれだけの料理にするのはやはり台湾料理系のいきよいの良い調理法、加えて店の雰囲気であろう。ややピリ辛に仕上げられていたので食が進んでしまった。中華街は基本は私がもう一つ維持しているブログ「中華街の魅力」をお楽しみください。






ニイハオのイメージ」
ニイハオ「台湾料理」「福楼かあさん」  045-681-8281  
  650円(料理1品+スープ+漬け物+点心「餃子orシューマイ」+ご飯)
 テレビドラマ舞台としても利用されたことのある店補は,香港の路地を彷彿とさせてくれる。料理する音が間近に聞こえる店内は,臨場感がある。時として,調理中の食材が空きテーブルの上にあり,次の出番を待っている。6席ほどの店内は小さな異国の地である。また,切り盛りしているおばさんは,ほとんど日本語をしゃべらないし,大きめに流れるBGMは,完全に中国放送である。
 ランチは,非常にボリュームがある。味付けは,凝ったものではなく家庭料理そのままの感があるる。中でも高菜の肉炒めは,甘みのある絶妙の味を出している(高菜の古漬けの臭みをうまく利用している)。出てくる点心は,一人3個の餃子である。顔見知りになると基本の焼き餃子を水餃子やハオシュー等にアレンジしてくれる。
 中華街では珍しく,深夜まで営業している。
ランチ例)ABCD(非常に工夫されたメニューが週替わりで提供される。)


福楼のイメージ」
福楼「台湾料理」  045-651-2962   
   600円(料理1品+スープ+漬け物+点心(選択)+ご飯)
 ①・②は,香港路と市場通りの間にある路地に位置している。どちらも親子で経営しており,この路地に入っただけでも十分異国情緒を味わうことができる。間口が狭く奥行きが長い建物,その奥には小路といわれる細い道がある。その隙間を利用して建てられている。福楼は小規模ながら,2階に宴会ができそうなスペースを持っている。それでも小規模な店には違いない。
 それをカバーすべく蒸し器が,路地に面して堂々と設置されてある。湯気が立っている店舗だから印象的である。何度か行くと本来蒸し餃子なものが,焼き餃子に変わったりする。ここの経営者は生粋の中国系。特に希望を聞かれることはない。
 ランチに「点心」が一品加わるだけでなにか非常に得した気持ちになる。そればかりではなく,食事にも幅がでてくる感じがする。くわえて,味・分量とも申し分なければ合格である。
ランチ例)ABCD(非常に工夫されたメニューが週替わりで提供される。)
福楼 20030709再訪
600円(料理1品+点心1品(焼餃子・ショーロンポ・焼売・蒸し餃子から選択)+野菜酢漬+スープ+ご飯)
 相変わらずボリューム満点のランチである。加えてあいも変わらないのは「水はセルフサービス」。台湾の路地をイメージした店内は,親の店(ニイハオ)と共に異国情緒を味あわせてくれる。昼時なのに今日は珍しく空いている。ゆっくり吟味して「豚肉の辛味炒め」を注文してみた。
 久しく来ていなかったせいか,店員が変わってしまっていた。以前いた気さくな青年はやめたらしい。(「?好」ニイハオ)娘さんらしき人が切り盛りしていた。料理の内容を確認すれば,丁寧に応対してくれる。野菜が少ないと言う質問に残念そうな事を言えば,「野菜を多く入れさせました」と運んできてくれた。色合いも良く,やや食傷気味の私には程良い辛味の炒め物である。鷹の爪も豪快に入れられた炒め物は,生々しさも残し美味しく仕上がっている。スープも具が多くgood。私のお気に入りは,酢漬け野菜。この時期にはザーサイよりうれしい。これに焼き餃子(大きめ)のものが4つ付いてくるのだから文句は出ない(これがまた美味しい)。すいていたせいか久しぶりにのんびり昼食を取ることが出来た。
ランチ例)A鶏肉の味噌炒め B胡瓜とイカの炒め物 C豚肉の辛味炒め D炒飯orラーメン E野菜炒め


口福のイメージ」
口福「台湾?」  045-681-2691  
600円(料理1品+「卵」スープ+ザーサイ+デザート+餃子「4」+ご飯)+おしぼり
 開帝廟の昨年開店した「ラーメン屋」が閉店し,新たに中国料理店が開店した。2003年9月26日(金)に開店した。工事をしているのは気が付いたが,本日前を歩いていると雰囲気が違う。「口福ランチ」と銘打ったメニューが店頭に出されている。花もかけられどうやら新規開店のようである。店内に入りいつ開店したのか聞けば,今日だという。なんと開店当日に遭遇。そういえば客の入りは良い。時間がたつにつれ解ってきた来たのだが,私以外ほとんどこの店の知り合いのようである。若い方の女性は知り合いと思われる客とのおしゃべりに余念が無く,一般客には目も向けていない。接客としては,先が思いやられる状況である。
 開店当日というのは店内に入っても何か動きがスムーズでなく感じ取れた。間口1間半程度の細長い店は,以前の(祥龍という店であった)の雰囲気を残しながら,厨房の雰囲気を一新している。オープンになった厨房は全てが客席から見渡せる。臨場感はあるが雑然としている。そんな中でのランチ落ち着くはずもない。水も出ず料理もでが遅い上に,中華うま煮のような料理を「野菜炒め」と言って運んできたメニューにクレームをつけていた(この親父もねちっこ「5分ぐらいガタガタ言っていた」かったが,店の対応はもっとひどかった)。
 「鶏肉の辛味炒め」を頼んだが,鶏肉の辛味味噌炒めが正解である。どうも中華街で一般的に使われている名称と多少異なるのかもしれない。筍は入っているが,形が違う。中国キノコがはいっているが,ネギが白ネギである。味付けがコクのない醤油ベースのもの。年輩のサービスの女性が「味はどうですか」の問いに,開店祝いとして「まあまあ」とこたえておいたが,今後頑張らないと客足は伸びそうも無い味である。唯一救いだったのは,サービスで付く餃子。自家製の味わいが堪能できた品ではある。そのほかの2品は見ただけでひどいもの。頼まずして良かった。
ランチ例)週替わりのメニューのようである。
A野菜炒め B鶏肉の辛味炒め C豚肉とネギの炒め物 D焼きビーフン
その後この店の関係者からメールをいただき,台南通りの「福楼」「ニイハオ」と経営者が一緒であるということがわかりました。なかなかの研究心・今後のお店を考えていらっしゃる方のようです。今後の発展が楽しみな店です。台南通りの両店は私のお気に入り,口福にも多くの来店者が集まることを願います。
200311 再訪
600円(料理1品+「卵」スープ+酢漬け野菜+デザート+「点心4種選択」+ご飯)+おしぼり
 開店も1ヶ月をすぎるとだいぶ慣れてきているようである。店内の動きもスムーズになってきている。
ランチメニューも5種から6種に増え検討している。そもそも味はよい十もつている店。店内に空席ができたようなので,入ってみることにした。
 「いかの辛み炒め」を注文してみた。どうも炒め物とは違うものが出てきた。そういえば,福楼と同じ経営者,台湾料理の系統であろう。それはどうでもよい。片栗をまぶしてあげたいかに,ネギ醤油(十分手が込んだもの)のようなものがかけられているシンプルなもの。これがまたタレと馴染んでおいしい。辛さ具合も程度,仕上がり具合も適度であり,絶品。大きめのご飯を2杯平らげてしまった。落ち着いたせいてあろう,点心が「ショーロンポ(2)」「焼き餃子(4)」「水餃子(3)」「シュウマイ(2)」の選択になる。水餃子にしてみたが,もちもち感のある厚めの皮で包まれた餃子はなかなかのもの。おいしゅうございました。
 帰り際に「メールの件」を話すと,ここを切り盛りしているおばさん(料理人のお姉さん)の娘さんのようである。研究熱心で,いろいろと調べているらしい。こうなれば,良くなっていく店に違いない。ニイハオ・福楼とともに繁栄していってほしい。
by tatuko00 | 2013-01-11 09:06 | 中華 | Trackback | Comments(0)
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