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鶯谷にもレトロな名店「鍵屋」がある。

駅をおり横断道を越えて街道を渡り路地に入れば「鍵屋」がある。
『自己セット』①ビール②味噌おでん(3本)③うなぎのくりから焼き(2本)+お通し(無料)1800円 
 この店は2000円以内で帰るのはもったいない店である。私はいつでもオーバーする。最低限味わっておきたいつまみとビールを組み合わせたものが「自己セット」である。「とりもつ」と「ウナギ」は外せない。今日は10数分前に付いてみた。木製の門はまだ閉まっている。周囲を歩いたことがなかったので回ってみれば,周遊できない。方角を頼りに路地を歩いてみる。どうにか10分程度で戻ってこれた。
 開店2分前,近くの駐車場に酒が好きそうなおじさん2人。たぶん目当ては鍵屋であろう。いつものように17時ぴったりに開店する。看板を出された後に,暖簾をくぐればそこは昭和の世界。年季の入ったカウンターが待っている。今日はご主人がカウンターにいない。奥さん?(この店を仕切っているような女将)が手際よく動いている。焼き方前のカウンターを陣取る。カウンター上部には,焼き物のたれでできた層のような物がある。
 まずはビール。「キリン」と「アサヒ」を確認してくれる。当然キリン。大瓶がだされる。コップもどの家にもあるようなもの。違うのは冷やし方。木製の氷で冷やす装置。その中にビール・冷や酒がほどよい温度で冷やされている。飲めばわかる飲み具合。差し出される突き出し(煮豆)と実に合う。大豆を煮ただけの物だがなぜかおいしい。ウナギの生が串刺しにされた物が「くりから」。ゆっくり時間をかけて焼き上げる。その間の香りも楽しめる。
 ここでは土産にも準備されているのが「味噌おでん」。しかし出てくるのは味噌田楽のような物(鍵屋のメニューは創業当時から変わらぬ物,モツ焼きも通常内臓を想像するが,砂肝「内臓には違いない」焼き。煮奴は砂肝・レバーを主体する肉豆腐)。勝手に客が判断してはいけないらしい。さて味噌おでんだが,①こんにゃく②豆腐③ちくわぶに味噌がのせられたもの。自家製の味噌が実においしい。日本酒に切り替えるべきである。
 のんびり飲んでいれば,15分ほどで「うなぎのくりから焼き」ができてくる。やや濃いめに味付けされているのがつまみとしては,非常に美味。生から焼いているので歯ごたえがある。そのほかにも20種程度のつまみがある。2人来てすべてのメニューを踏破して,十分酔っても一人5000円程度である。
 ちなみに,「親の遺言」ということで女性客だけの入店は許さないらしい。おじさんを捜して訪れてほしい。
住所:東京都台東区根岸3-6-23-18
営業:17時~22時(ラストオーダー21時30分)
休日:日・祝日








若い子と訪れる老舗 (鍵屋 鶯谷) 
http://pamoja-earth.air-nifty.com/pamoja/2007/04/post_69c9.html
すっかり酒にも、雰囲気にも酔ってしまった「神谷酒場」。
そろそろ「鶯谷」へ行かなければ。。
帰り道に「喜多屋酒店」を通ると、サラリーマンのおじ様方3人が缶ビールを飲んでいる。
いいな~、その後日本酒をきゅっと飲むんだろうな~。。
僕もお邪魔して一緒に飲みたいけど、いかんせん時間がないのよ。。
「初恋屋」には15分ならいれるかなぁ。
「かわはぎ」と酒1杯でご馳走様のコースだ。
「がらがらがらっ。。」
おっ、カウンターが1席だけ空いているぞ!滑り込みセーフか!?
by tatuko00 | 2008-06-06 00:38 | 飲み屋 | Trackback | Comments(0)
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