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熊谷の庶民的なうなぎ屋「大正亭」はおもしろい。


まずは、入り口が2カ所ある。どちらにも暖簾が下がっているので、両方とも表玄関なのかもしれない。建物の造りからすすると、増築のたまものらしい。道路側から入った私は、厨房側の入り口近くの椅子を占拠する。



次におもしろいのは、メニュー。通常の鰻重が「うな丼」。蒲焼き+ご飯が「鰻重」。聞けばどちらも鰻が重箱に入っているからだという。なにかわかったようなわからないような説明。まあどうでも良い。そんな遊びこころのある店である。メニューにイラスト入りで入っている。



店舗は年季がはいっている。トイレに行ってみれば、木質の扉・サッシ。バイパス沿いの店としてはよく維持したものだ。うなぎ屋のすすが店内も染めているのがうれしい。生け簀があり水はででいたが、鰻はいなかった。




熊谷駅から歩いてきたので、のどが渇いていた。熱い緑茶はありがたい。何杯か所望する。いろいろなものがあるので待っていてもあきない。多少待つことも覚悟(同じ熊谷の広川という店で痛い目にあった)していると、15分程度で提供された。



厨房近くに座っていたので、奥の焼き場が見える。炭を入れ替えながら、一人の職人がつきっきりで調理している。蒸しはある程度事前にしているかもしれないが、柔らかく費用面の焼き具合は良い。1匹のうな丼(並鰻重1680円)を頼んでいた。


1500円のうな丼もあるが、肝吸いがつかないようである。100円の違いなら、セットタイプがよい。価格は安いが、重箱一杯に鰻が入っている。仕上がりは、柔らかいが、表面はぱりぱり感がある。タレが多めにかけられているのが特徴。ご飯が少なめというのが第一印象である。




食べてみれば、ちょうど良い味加減。山椒も一人ずつ小さな器に入れられ提供される。漬け物は、定食に出できそうなもの。庶民的セットである。肝吸いは、大きめのものが入っていた。まさしく庶民派のうなぎ屋さんであろう。私には向いている店である。

同じ熊谷で「うな丼1500円」のこれと比較したら、やはりこの店のものを選ぶであろう。

しなのや
by tatuko00 | 2008-09-08 08:53 | ランチ | Trackback | Comments(0)
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